ニュースを見るたびに世界の着実な崩壊を目の当たりにしているように感じるのが日常になり始めたのは、いつ頃だったろうか。
以前はそれでも、遅々とした歩みではあれ世界全体としては多少なりとも良くなっているのだろうと思えたり、「進歩」と言う言葉に何らかの肯定的な意味が感じられたりすることもあったように記憶しているのだけれど、あれは世界が今よりマシだったのか、単に私が若くてまだ希望を持てていたのか、どちらなのか、もうよく分からない。
@akishmz ミレニアムと言う言葉が流行っていた2000年前後は人類社会の進化が評価できていた時代だったが、それ以降はミレニアムに対するバックラッシュによって退行の時代が続いている。